ナチュラル株式会社は2013年、ミャンマーのヤンゴン郊外に井戸を寄付しました。
これは、その第1号です。
2.5Mくらいの高さの井戸
日本の昔(50年くらい前)も田舎では、このような井戸を見ることができました。
日本の場合には、これと同じような井戸から配管を各家にして水圧で水道として使えるようになっていました。
この村もそこまでしたら、負担が減ると思うのですが・・・
福岡市のナチュラル株式会社の名盤入り
地下50Mから勢いよく水が出ます。
発電機で地下水をくみ上げます。燃料のオイル代金はみなさんで出し合っているそうです。
代表の小野と井戸
ヤンゴンというとミャンマーの首都ですが、この場所を説明しますと、東京都がヤンゴンにあたり「ヤンゴン郊外」は「東京都の郡部」といった感じでしょうか・・
この地は、100戸くらいの集落で、ヤンゴン空港から車で、北へ約30分から1時間程度走ったところにあります。
ヤンゴンの中心部は、もちろん電気も水道も現地の生活は自給自足です。水道や電気がきていない地域がたくさんあります。
このような平原の中に集落があります。
現地の集落 井戸が見えます。
現地の家と住人
<現地の水道事情>
川の水か近くに川がない場合、家の周囲の写真のような澱んだ水を飲んでいます。
だいたいどの家にも写真のような水瓶が4つほどおいてあります。
濁った水を飲むために、周囲にある衛生的でない水を汲んで1つめのカメに入れます。
数日経過すると不純物が瓶の底に沈むので、上部の澄んだ水を汲んで2つめの瓶に入れます。
このようにして順番に上澄みの水を瓶に入れていき最後の4番目の水を飲み水としていました。
しかしそれでは、お腹を壊してしまう人がたくさんいるのです。
この井戸水ができてから、おなかを壊さなくなったそうです。
またこれまでの瓶の水は、飲み物ではなく体を洗ったりすることに使うようになったそうです。
代表の小野と井戸を使っている人のひとり