かつらの各パーツのご紹介
「BOOM」はナチュラル株式会社が独自に開発したリアルな地肌です。

シルクベースネットをレイヤー状にし、真近で見ても本物そっくりな地肌です。

通気性があり、髪が抜けにくいという特徴があります。また耐久性にすぐれています。

手が込んだ仕様ですので高価になります。
よく使われている分け目です。

通気性がありません。分け目はとても自然です。

経年劣化(2年程度)にてひび割れや変色が発生しやすいです。

「BOOM」と比較してブラッシングにて髪が抜けやすいです。また廉価でもあります。
ナチュラル株式会社が独自に開発したかつらの周囲素材です。
(特許出願中)

布でありながらテープも貼れるという画期的な素材です。

最初はピンを縫い付けて使用しのちにテープとめに変更できます。

ブラックと肌色 2色あります。
ネットとウレタンにて構成されています。
テープがしっかりとまる素材です。経年劣化でひび割れしやすいです。
ピンもとめることができますが、糸を結ぶために開けた穴から亀裂が入りやすいです。

ネットの周囲素材になにも使用しない方法があります。髪がありテープでとめる方法を使わない方にはお勧めです。
ネットの切りっぱなしで使う(周囲を補強します)
ネットを折り返して重ねる(周囲の補強効果があります)

ネット切りっぱなしで周囲補強タイプです。

2重に補強しています。

ネットを折り返して重ねると周囲の補強効果があります
かつら用のベースネットには、沢山の種類があります。
ナチュラル株式会社では、MONOネット(3#)を基本ネットとしています。
このネットは目が細かく強度が高いものです。職人が嫌がるくらい目が細かいので近年は「ワイルドMONO」と呼ばれる目の粗いネットを使用する場合も増えてきています。
その他にも写真のような沢山のネットがありますので使用目的に応じて使い分けています。

MONOネット(3#ネット)
髪を植えた状態です。


高級ネット黒ネット


高級伸縮ネット(黒):ソフトな肌触りの伸縮性のあるワンクラス上の高級ネット  ※肌色もあります。
一般のファイバーと耐熱ファイバーがあります。日本製・韓国製・中国製などがあります。
ファイバータイプより耐熱ファイバータイプのほうが高価です。
日本製が一番細かいカールをつけることができます。使用目的に応じて使い分けています。
またタンパク質をもった人工毛も新開発されています。日本製は人工毛全体にタンパク質を混入させており特許を取得しています。
人間の髪と同じように水分を吸い取ります。また燃やすと人間の髪と同じような臭いがします。伸びやすいのでかつらには向きません。エクステなどに使用します。
韓国製は、ファイバーの周りにタンパク質をコーティングしたものです。 人毛にもランクがあります。おおまかにわけると下記のようなものがあります。

1、キューティクルが残っており方向性があるまま用意したレミーヘアが最高級の人毛です。
2、つぎに、髪の方向性がないまま仕入れたもの。髪のキューティクルは完全に落とします。
3、自然に頭から抜け落ちた髪を集めたもの。

※人毛のオーダーの場合でも白髪は人工毛を使用しております。
その理由は、毛染めをした際に、白髪が人毛だと染まってしまうからです。

ナチュラル株式会社の独自の取り組みとして「つや落とし」タイプの髪もチョイスできるようにしております。
お年を召して、つやのある髪に違和感があるお客様や生まれつきツヤのない髪のお客様用に一般の人毛のツヤの他に2つのつやランクをご用意しています。
ただし、ツヤなしは髪を傷めますので、ご理解くださいませ。