私のかつら、ホントに人毛?疑いをもったらこの方法で確かめられます。
2015,06,10
自分のかつらは人毛100%で作成したのに本当に人毛だろうか?
そのような疑問を持つ人がどきどきいらっしゃいます。
特に、自分が買った製品を他のかつらメーカーなどに持ち込むと「無責任な意見」を「自分の製品を売らんかな」精神で行っちゃう営業さんがいるようです。
そんなときに自分で確かめることができます。
つまり人工毛はナイロンなどの化学製品ですし人毛はタンパク質を主成分としてできているものですからそもそも見た目は似てても性質はまったく違うものです。
髪の件の成分は80%〜85%が主成分です。その他に水分が10%強、メラニン色素が4.5%、脂質が1〜6%という構成になっています。
つまりほとんどタンパク質なのです。
だから髪をライターやマッチで燃やしたら髪の毛特有の香りがします。
また人工毛だったら髪の毛よりあっという間に燃えてしまいます。
最近は、人工毛にタンパク質を混ぜたものなどができています。これは燃やすと人毛のような香りがします。
ただし引っ張りに弱いので、かつらに使われていることはなくエクステンションに使われてるのが実態のようです。
※時間がたつと、引っ張りにも強いものがでてくるかもしれませんから注意が必要です。
また人工毛だったら使い始めて数か月したら毛先がちじれてきます。これはピーピーングという現象です。
ただし人毛のかつらに白髪を入れる場合には、人工毛を入れますのでその人工毛の白髪がピーピングを起こします。
もうひとつ人毛か人工毛か確かめる方法があります。
それは毛染め剤でその毛髪が染まるかどうかです。
毛染めできれば人毛です。毛染めできなければ人工毛です。
※ただし人毛でも、人毛に使う毛染め剤ではなく専用の染め剤で染めることもできます。あくまで人毛用の毛染め剤で染まるかどうかということです。
いかがでしょうか?
人毛、人工毛それぞれ特徴があってメリットデメリットがありますのでお好みで使い分けが良いかと思います。
ただし自然に見えるのはやっぱり人毛ですよね♪